人生を後悔しないために、キャリアシフトの決断
12月23日、引越し当日を迎えました。自転車や洗濯機、冷蔵庫など不用品は、ジモティ―で格安か無料で引き取ってもらいました。必要な物を整理して、梱包作業も完了し、後は 12 時頃に来る予定の引越し業者を待つだけです。
引越しの理由は、再度の転職です。50 代に突入し、大企業を辞めた後、個人事業主としての挑戦もありましたが、結果として上手くいかず、再就職を果たしました。
しかし、どこか釈然としない気持ちが残っていました。そんな中でブログを始め、「50代、後悔しない生き方」について書き続けるうちに、少しずつ自分の気持ちが整理され、次のステージへの方向性が見えてきました。
正直に言うと、今の上司との相性に悩んでいたことも判断を早めた理由にあります。しかし、最終的には「新しいことに挑戦したい」思いで決断に至りました。
次の仕事は、これまでの経験と知識が活かせる内容ですが、難しい課題に挑戦するわけではなく、創造性が要求されるような業務でもありません。妻は、この新しい仕事に対して、大方決まった内容の仕事に日々追われることを想像してか、「ニワトリみたいだ」と揶揄しました。
それでも、自分の裁量で仕事量を決めることができ、慣れれば週2日程度の在宅勤務が可能となる、自由な働き方が待っています。
この仕事を軸として、「新しい挑戦」のイメージを持つようになりました。具体的な計画はまだ完璧ではありませんが、方向性は見えてきています。
これまでの経験から学んだことは、何より「行動することの重要さ」です。今が、その第一歩を踏み出す時だと確信しています。
私にとっては、50 代で転職を繰り返すことの不安や労力よりも、後半の人生を充実させるために、このタイミングで挑戦する方が重要だと感じています。多少でも自分がやりたいと思えることに挑戦するには、最も若い今この瞬間からが適当なタイミングであるに違いありません。
私の子どもたちも自立の道を歩み始めています。長女と長男はすでに成人し、自立しています。次男も大学2年生で、修士に進学するにしても目処が立てやすい時期です。この状況も踏まえて、今こそ新たな挑戦に踏み出すべきだと考えました。妻には心配を掛けますが、ラインメッセージを見る限り、私を後押ししてくれているとも感じています。
「後悔しない生き方」を目指して、私は今、少しでも自分にできることに挑戦し、積み重ねていくことを決めました。これから先の人生が、充実したものになるように、今この瞬間をしっかりと生きることが、最も大切だと感じています。
最後に、約一月間続けた断酒でしたが、引越しを終えたこの日、妻と居酒屋でビールを飲んでしまいました。断酒中は、良く眠れて、体調、精神面ともに優れていたので、改めて、断酒に挑みたいと思います。